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高齢者は「自分の身は自分で守れ!」
国は「がん対策推進基本計画」を平成24年に作成し、そこにあげた目標を達成するために「中間評価報告書」を平成27年に出しています。この基本計画の目標には「がんの年齢調整死亡率(75歳未満)の20%減少」と書かれています。「年齢調整死亡率」とは社会の高齢化の影響を排除できるように補正した「死亡率」です。そこにわざわざ「75歳未満」と書き加えたということは、国は「75歳以上で亡くなる方への施策・対策はやらない」と考えるべきでしょう。
グラフのように前立腺がんだけでなく、がんは高齢者に多い病気です。がんから自分の身を守るためには、がん検診の利益と不利益をよく理解してから、自らがん検診を受けることが大切です。(高齢者だけでなく、若い人もがんから自分を守ってくださいね)
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