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特定非営利活動法人 前立腺がん啓発推進実行委員会の成立までの経過と沿革

 

 日本において中高年男性のPSA検査の受検率向上は重要かつ解決の急がれる課題であります。米国ではPSA検査が可能になった1980年代後半より民間団体が中心になって前立腺がんの啓発活動が盛んに行われだし、PSA受検率は50歳代以上の男性の80%を超えるまでに至っており、現在、米国では前立腺がんによる死亡率は36%も低下してきています。これはひとえに無償PSA検査の実施を中心にした啓発活動に負うところが大きいのです。特にNPOであるPCEC(前立腺がん啓発協議会)が中心となり、1980年代後半から毎年9月の第3週に行ってきたPCAW(前立腺がん啓発週間)が大きな役割を果たしてきました。

この米国前立腺がん啓発週間に合わせて、2010年9月の昭和大学深貝隆志教授と群馬大学の山中英壽名誉教授は米国デンバーのコロラド大学を訪問し、実際の活動を見学しPCECの理事長のクロフォード教授や議長のStone教授、事務局長のPoage氏らと意見交換をおこないました。この視察を契機に翌2011年より米国での活動をモデルとして日本でも同様の活動を試みようと昭和大学を中心にしたに活動を行ってまいりました。以下のその経緯を示します。

①2010年:米国のNPO法人PCEC(前立腺がん啓発協議会)が中心となり全米500施設とタイアップし行っているPCAW(前立腺がん啓発週間)の視察およびPCECとの意見交換を行った。(2010年9月18日-24日)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

②2011年:朝日新聞の社会事業(広告を通じて)として始まった前立腺がん啓発のためのブルークローバーキャンペーンとタイアップして、第1回目の前立腺がん啓発活動として昭和大学病院と黒沢病院においてPSA無償検診と市民公開講座を開催した。計160名のPSA検査を実施した。(2011年9月18日-22日)

③ 2012年:第2回目の前立腺がん啓発活動として規模拡大し、昭和大学病院および黒沢病院に加え関東地区の5施設が加わり計7施設においてPSA無償検査や市民公開講座などによる啓発を行った。計515名にPSA検査を実施した。(2012年9月-11月)

④ 2013年:第3回目からは全国規模に拡大し、計18施設が参加し啓発活動を行った。605名にPSA検査を実施した。(2013年9月-1月)

 

⑤ 2014年:今年度の前立腺がん啓発活動の実施のために準備会を実施し、この活動をさらに発展させるために2015年にNPO法人を立ち上げることを決議した(2014年4月16日)

⑥ 第4回目は全国規模で20施設が参加し実施。1376名がPSA検査を実施した。(2014年9月-12月)

⑦ 2014年12月14日NPO法人前立腺がん啓発推進実行委員会設立総会開催

⑧ 2015年2月東京都へ「NPO法人前立腺がん啓発推進実行委員会」申請

⑨ 2015年5月17日東京都より「NPO法人前立腺がん啓発推進実行委員会」承認となる。

D.Crawford,前立腺がん,前立腺がん啓発推進実行委員会,PCEC-Japan
前立腺がん,前立腺がん啓発推進実行委員会,PCEC-Japan
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